{{category2 神名録,文化別,嵐の神殿,さ行,し,nolink}} {{category2 神名録,五十音別,さ行,し,nolink}} {{category2sortkey しとうしやたる}} 【Dar the Leader】 !!!説明 !!解説 !神殿  嵐の神殿。小神。 !称号、職能  オーランスが氏族を起こしたときに名乗った“指導者”としてのオーランスの名。オーランスの別名の一つ。“族長”とも、“王”とも。 !概略  オーランスが初めて氏族を作り上げたとき、トルクを身にまといオーランスダール{{fn 「オーランスダール」“指導者”オーランスの意か。ゼイヤラン語族祖語(古ゼイヤラン語か)においてダールとは「指導者」を表す語と思われる。ゼイヤラン語族マニリア語派サーター語、つまり現代語としなかった理由として、ダールとは神の名前としての固有名詞に転化してしまい、そこからは「指導者」としての意味は失われ、わざわざ“指導者”という称号を付記して“指導者”ダールと呼ばれるに至ったと思われるからである。}}と名乗りをあげた。嵐の部族を作ったときには冠を頂いた。それから何れの場合も自分を助けてくれる者を近侍として集め、評議会、すなわち「輪」を作り上げた。  そうして氏族の指導者として、戦場で得た略奪品のすべて、人や獣に生まれた三つ子のうち一人、それに穀物の収穫と家畜のそれぞれの一部を自分のものとした。また部族の指導者として、自分が戦った戦闘での略奪品のすべて、王の家族の日々の食事、部族の裁判所や市場を使用する際の手数料、それに穀物の収穫と家畜のそれぞれの一部を自分のものとした。これらは今も氏族長、部族王の権利として引き継がれている慣習であり、ダールが始めたことである。  氏族や部族の内なる輪の構成員はダール信者と見なされるが、彼らはダールに時間を捧げている訳でもなく、それ故にダールの魔術を学ぶことも無い。真実の構成員と言えるのは氏族長や部族王であり、氏族長は“族長”ダールに、部族王は“王”ダールに信仰を捧げ、魔術を学ぶ。  オーランスのカルトとしては社会的地位に根ざしたカルトであり、その信者は限られている。 !異界 !!組織 !相、カルト  すべての父オーランスの下位カルト。 !!別名 *オーランスダール *“指導者”ダール !!参考文献 *『Thunder Rebel』p.231-232、216-217 {{footnote_list}}