{{category2 神名録,文化別,嵐の神殿,あ行,お,nolink}} {{category2 神名録,五十音別,あ行,お,nolink}} {{category2sortkey おらんす}} 【Orlanth】 !!!説明 ""御身は風よ、御身は息吹、御身は宇宙の動きなり。変化が求められしそのところ、御身はそれを為し給う! 人々が集まるそのところ、御身はそこにおわし給わん。吹く風、振る雨、それこそ御身! 神々の父、世界の造り手。 !!解説 !神殿  嵐の神殿。大神。 !称号  “嵐の神”。[[光持ち帰りし者たち]]の一柱。発見の群の一柱。 !概略  ヒョルト人の信仰する嵐の神殿の主神。宇宙を動かす力とさえ言われ、その全貌を人間が理解することはできない。実際にはオーランスはいくつかの相とその下位カルトを通して信仰される。  オーランスは父ウーマスから原初の嵐の力を引き継いだ嵐の神である。ヒョルト人の始祖である。ヒョルト人男性の原型であり、同時にあるべき理想の姿である。ヒョルト人社会の創始者であり、法と秩序の源である。 !異界 !!組織 !週聖日  毎週、風の日。 !聖日 :雷鳴の日(海の季):ドラゴン・パスのヒョルト人たちにとって、大風を吹かせ春の雨をもたらすオホーランスの到来を祝う日。この日、オホーランスの大嵐が吹く。火の季のいつにヘラーが訪れるのか、神託を行う。前年の兄弟の日の神託によって日取りが確かめられる。 :大雨の日(火の季):慈雨を降らせ、穀物を実らせ、世界を浄化させるヘラーの到来を讃える日。この日、ヘラーの雨が降る。地の季のいつにヴィンガが訪れるのか、神託を行う。雷鳴の日の神託によって日取りが確かめられる。 :防ぎの日(地の季):風が凪ぐ地の季の終わりに、風の勢いを強めるヴィンガの到来を讃える日。この日、防ぎの嵐が吹く。闇の季のいつにヴァリンドとその信者が訪れるのか、神託を行う。大雨の日の信託によって日取りが確かめられる。 :刈入れの日(地の季、移動の週、風の日):オーランスカルルがこの日、穀物を刈入れるために農夫を率いやってくる。前日の日没後の夜、風の日の始まりから風の日の日没まで一日をかけて男たちはアーナールダに祈りを捧げる。 :貢ぎの日(闇の季):冬の本当の始まりの日。この日、積もった雪が初めて丸二日残る。冬の厳しさを和らげるようヴァリンドを鎮めるために、直接ヴァリンドを崇めないヒョルト人が供物を捧げる。嵐の季のいつに雷鳴の兄弟たちが訪れるのか、神託を行う。防ぎの日の神託によって日取りが確かめられる。 :兄弟の日(嵐の季):冬を払うために戦う様々な雷鳴の兄弟の到来を讃える日。この日、雪の後、初めて暖かな風が吹く。海の季のいつにオホーランスが訪れるのか、神託を行う。貢ぎの日の神託によって日取りが確かめられる。 !大聖日 :剣の日(海の季、移動の週、風の日):冒険者オーランスの大聖日。トゥーラを守り、来るべき略奪のために供物が捧げられる。この日、「オーランスの戦さ仕度」や幾多の戦いの再演が行われる。 :法の杖の日(火の季、移動の週、風の日):すべての父オーランスの大聖日。法を立てた者たちを讃える日。翌日、部族の集会が開かれるが、氏族をまたぐ問題を取り扱うため、供物が捧げられ「法の集会」が開かれることもある。 :護りの日(闇の季、移動の週、風の日):雷鳴轟かすオーランスの大聖日。オーランスが長い冬を終わらせた功績を称える日。 ヒョルト人はこの日にありとあらゆる大気の存在を崇め奉り、供物に満足した神々は大雷鳴を鳴り響かせて、冷たい冬を追い払う。 :合一の日(嵐の季、移動の週、風の日):大いなるオーランスの大聖日。オーランスの誕生を祝う日。この日ヒョルト人は、主たる3つの「相」を合一した一柱の神として、戦士として敵と戦い、すべての父として食を湛え、春の訪れを雷鳴轟かし伝える神として祭りあげる。この日はアーナールダの聖日でもあり、夫婦はともにこの日を祝う。 !相 *一般的な相 **すべての父オーランス **冒険者オーランス **雷鳴轟かすオーランス *特別な相 **[[ヴィンガ]] **[[オーランサナンドリン]]、[[“法の作り手”オーランス]] **[[オーランスドヴァー]]、[[“誠実なる”オーランス]] **[[神々の王オーランス]] **[[光持ち帰りし者オーランス]] !!業績 *[[オーランス、アリンクスを苛める雄牛打ち据え、地を耕させる事]] !!近親 !両親  父親はウーマス。  母親はケロ・フィン。 !兄弟姉妹  異母兄弟にコーラート、ウロックス、ヴェイドラス、フマクト、ラグナグラーがいる。  異父兄弟姉妹にクイヴィン、“白き姫”イノーラ、“野の姫”ヴェルハラ、インキンがいる。  同父姉妹に[[ブラスタロス]]がいる(ブラスタロスをコーラートの娘とする神話も存在する)。 !妻  アーナールダ。 !子  “冒険者”デストールをなす。  “野の貴婦人”ヴェルハラとの間に、“狩人”オーマライヤとオデイラをなす。  アーヴェナとの間に[[ヘドコーランス]]をなす。  アーナールダとの間に[[バーンター]]、[[レダルダ]]をなす。  アーナールダとの間に[[ヴィンガ]]をなす(オーランスの姉妹とする神話も存在する)。  アーナールダとの間に[[ヴォーリア]]をなす(アーナールダとイェルムの子とする神話も存在する)。  アーナールダとの間に[[ヴォーリオフ]]をなす(オーランスとヘレーラの子、ないしはヘラーとアーナールダの子とする神話も存在する)。  デロラデラとの間に“闇に響く雷鳴”大音声をなす。  [[タレーナ]]との間に鷹雲(タレニング)をなす。  独り居のジャネーラとの間に[[ヴィングコット]]をなす。 !!別名 *[[伊達男ヴェルダシュ]]【Dashing Verdash】 *ヴァラノーランス、“野生の”オーランス *オーランサナンドリン *オーランスカルル *オーランスダール、“指導者”ダール *オーランスドヴァー *ドラゴン殺しオルヴァンシャゴール *オロルマーン、“牧夫”オーランス *[[タット]] *“盗賊”デセンボース *“スカールド”ドロガーシ *“恋人”ニスキス !!神知者分類法  「風」「支配」「移動」「風」 !!参考 *[[ウォーラス]] *[[オーランティオ]]【Orlantio】 !!参考文献 *