{{category2 神名録,文化別,嵐の神殿,あ行,う,nolink}} {{category2 神名録,五十音別,あ行,う,nolink}} {{category2sortkey うありんと}} 【Valind】 !!!説明 ""蛮なるヴァリンド、冬の神、 ""大地を覆うは北の氷。 ""オーランスに従いつつも、時に強情、時に我侭、 ""大地を制すは毎年のこと。 {{ref_image valind.jpg}} !!解説 !神殿  嵐の神殿。小神。 !称号、職能  冬、雪、氷嵐の神。まつろわぬ冬の眷族の長。雷鳴の兄弟の一柱。 !概略  兄弟らを合い争わせることによってヴェイドラスの荒々しい力を受け継ぎ、闇の季に北方よりその猛威を払っている。嵐の時代には世界の大部分を支配下におさめ、ヴァリンド氷河に見られるように、今日でもその影響力は大きい。  力として《北風》を持っているため、フマクトが失った神力はヴァリンドに引き継がれていると見るべきか。そのためグローランサでは北風は冷たく寒いものである。  雷鳴の兄弟の一柱とされてはいるが、歓迎されることはまず稀である。 !異界  ヴァリンドの冬の宮殿は嵐の領域の外縁にある。 !!組織 !聖日 :貢ぎの日(闇の季):冬の本当の始まりの日。この日、積もった雪が初めて丸二日残る。冬の厳しさを和らげるようヴァリンドを鎮めるために、直接ヴァリンドを崇めないヒョルト人が供物を捧げる。嵐の季にいつ雷鳴の兄弟たちが訪れるのか神託を行う。オーランスの聖日である防ぎの日に、神託によって日取りが決められる。 !大聖日 :大雪の日(闇の季、混乱の週、風の日):信者は裸になって、灰色、白、青などの色を塗り、狩りや略奪を行う。 !相、カルト  雷鳴の兄弟の一柱であることから、雷鳴轟かすオーランスの下位カルトとされることもある{{fn 「雷鳴轟かすオーランスの下位カルト」確かにその神技、神力には類似性がある。}}。 !!近親 !両親  父親はヴェイドラス。  母親は奴隷とされた女神【a slave goddess】。 !兄弟姉妹  同父兄弟に、[[ガガース]]、[[イファーラ]]、[[モラニ]]、[[ウレイン]]がいる。 !子  [[イッグ]]。 !!神知者分類法  「冷気」「風」 !!参考文献 *『グローランサ神名録』 *『グローランサ年代記』p.65-66 p.80 *『Thunder Rebels』p.89、214 *『Storm Tribe』p.234-235 ---- {{footnote_list}}